まとめ

 

 

・最初に年金請求を行い、不支給決定通知が届いた場合、審査請求→再審査請求→裁判という流れで不服申し立てをすることができます。

 

・審査請求や再審査請求をする際は、請求するのに期限があります。その期限を過ぎてしまうと請求できなくなってしまうので注意しましょう。

 

・審査請求や再審査請求をする際は、口頭でも請求できますが、原則は書類での提出が必要になります。

 

・審査請求や再審査請求をする際は、ともに処分取り消し(認容)される確率が毎年非常に低いです。

 

・審査請求は社会保険審査官1人が判断を下し、再審査請求は社会保険審査会が複数人で吟味し、判断を下します。

 

・裁判と違い審査請求や再審査請求ともに費用は一切掛かりませんが、その分書類を揃えたりするなどの労力と時間がかかります。

 

裁定され、決定書が届くまでにはかなりの日にちを要するため、通知が届いたら早めに請求するようにしましょう。そうでないと、その分の年金がもらえなくなってしまいます。

 

・社会保険審査官や社会保険審査会は、医師が出した診断書や提出した書類を見て処分を下すため、慎重に準備しなければなりません。

 

・請求する際に出す書類や、公開審理は、自分の感情だけで訴えても全く意味がありません。請求するに値する歴とした根拠をしっかり証明できない限り、処分取り消し(認容)の判断が下るのは難しいでしょう。

 

・審査の結果は、書類で郵送されてきます。その結果に不服がある場合、次のステップに不服申し立てをすることができます。

 

・専門の知識が必要になるため、社会保険労務士に依頼するのが賢明でしょう。