等級判定ガイドライン 障害等級の目安

では等級判定ガイドラインの障害等級の目安を見てみます。お手持ちの資料の障害等級の目安診断書を出してください。これはあくまでも目安でありここで出た障害等級を参考にすべての事情を総合考慮します。、

 精神の診断書の裏を見てください。ここのウの2日常生活能力の判定が障害等級の目安の縦軸の判定平均で、3日常生活能力の程度が障害等級の目安の横軸の程度になります。

 日常生活能力の判定は左から1234の点数をつけ、(1)から(7)までを足して7で割ります。それと日常生活能力の程度が交差したところが障害等級の目安になります。たとえば日常生活能力の判定がすべて4で、日常生活能力の程度が4ならば1級または2級となります。この1級または2級を目安にすべての事情を総合考慮するわけです。

 ちなみに以前から使ってきたものですが日常生活能力の程度は左から障害等級非該当・3級・2級・1級と考えます。また日常生活能力の程度は(1)が非該当・(2)(3)が3級・(3)(4)が2級・(5)が1級といわれてきました。

 

 障害等級判定ガイドラインは障害等級の判定に際して精神障害・知的障害で地域格差が大きくそれを是正する目的で作られました。障害基礎年金はもともと都道府県別に判定が行われていたことから等級判定も東京一か所で行われることになりますので地域格差は完全になくなる予定です。